鋸山の由来

千葉県富津市金谷と鋸南町の境に位置する鋸山は、かつて上総国と安房の国の国境でした。標高約329m とそれほど高い山ではないものの、山腹に険しい岩肌が露出しているため、際立った存在感があります。山頂部分が鋸の歯の様にギザギザであることが、「鋸山」の名の由来と考えられます。

Nokogiriyama is located on the border between Kanaya, Futtu City and the town of Kyonan in Chiba Prefecture.
It used to be the border between the two ancient provinces of Kazusa no kuni and Awa no kuni prior to the Meiji Restoration. Despite being a fairly low mountain with an altitude of 329m, Nokogiriyama has a distinct presence due to its bare and steep rock surfaces, havin g a jagged profile of a saw or nokogiri, is said to be the origin of the name “Nokogiriyama.”

 

登山コースについて

金谷側の麓から歩いて登るコースには、「関東ふれあいの道コース」「車力道コース」「石の階段道コース」などがあります。
「石の階段道コース」は、ロープウェーに沿って最短で登ることができますが、階段や大半が木立の間の道となります。
関東ふれあいの道コース」は、途中、眺望の良い観月台、トイレのあるあじさい広場などを経由して登ります。
車力道コース」は、鋸山から切り出された「房州石」を麓まで運び降ろした道で、石を滑らせ降ろした石敷きの道(=車力道)の名残を見ながら、登ることができます。

登山マップは、こちらからダウンロードできます。

日本寺西口管理所から地獄覗き百尺観音・北口管理所の間は、日本寺の拝観料(大人700円・子供400円。団体割引あり)が必要です。

また、保田側からは、鋸山登山自動車道(有料)、鋸山観光道路を経由して、日本寺の境内から登ることもできます。

それぞれのコースの詳細については、リンク先をご覧ください。

その他の情報は、下記のページをご覧ください。