鋸山の見どころ

鋸山マップ内　⑪  

鈴木四郎右衛門家　石塀 Stone wall of Suzuki Shiroemon's house 鋸山は、火山噴出物が海底で長い年月をかけて固ま...

「索道跡」は、山頂域の石切り場と麓をワイヤーケーブル（索道）で繋いだ、石材運搬システムの跡です。急勾配の「鋸 山」から房州石を産出することは、現地の遺構、歴史...

鋸山の山頂域の石切り場から切り出した石材は、まず「樋道（といみち）」という石の滑り台を滑らせて山腹へ下ろします。「樋道」には必ず石段が併設されます。石段は、石材が滑り降りる...

「鋸山」の地質は、褶曲構造（しゅうきょくこうぞう）の向斜（こうしゃ）が特徴です。前方の石切り場跡は、良質な石材を求め、地層に沿って奥に掘り進んでいます。四角い穴の上部には、...

誇りに満ちた表情が印象的な石切職人たち（昭和40年代） Ishikiri-shokunin with prideful expression is impressive. ...

鋸山には、大小規模の「石切り場跡」が数多く点在しています。産業としての採石は江戸時代後期から始まり、最盛期には30 軒ほどの石の元締めがあり、金谷は石の町として栄えまし...

金谷から見た鋸山は、西に東京湾と富士山を望み、ギザギザとした断崖が東西に連なり、迫力のある景色を構成しています。窓のように開いた横穴は、良質な石材を求めて地層に沿い、奥へと...

「切り通し」は岩壁を切り抜き作った道です。採石する際、良質な石材を求めて切り下ることになり、石切り場周辺が岩壁で囲まれた状態になります。そのため、石材やズリ（石の屑）の搬出...

「車力道」は、鋸山から切り出された「房州石」を麓まで運び降ろした道です。石を運ぶ人達は「車力（しゃりき）」と呼ばれ、主に女性でした。一本80kg の房州石三本を「ねこ車」と...