【活動報告】鋸山岩壁 ツタはがし2022「ラピュタの壁」
2022年2月26日・27日の2日間にわたり、鋸山の景観を保護する年に一回の「ツタはがし」PJ が開催されました。
毎年、特殊整備を担当してくれるのは、プロの登山家であり日本山岳・スポーツクライミング協会 堤信夫さんにご担当いただいております。ロープレスキューを専門とされ、自衛隊や警察官にもレスキューの指導をされている方です。その他、プロの登山家、溝渕三郎さん、塚田尊明さんをはじめ、ご協力いただきました専門家の皆様に心より感謝申し上げます。2日間、ありがとうございました。
また、2日間のべ約50名ほどのボランティアの皆さんにもご協力いただきました。みんなで整備した生まれ変わった新「ラピュタの壁」景観をぜひ、お楽しみください。
ご協力ご支援、ありがとうございました。
作業のビフォーアフター
※この整備は、「日本山岳遺産基金2020」の助成金にて実施されました。
ツタはがしDay1
8:40朝礼からスタートです。当日の作業のスケジュールなどを確認します。
8:50 朝礼後は、整備備品をもって、山に入ります。
ツタはがしの活動は、日本寺さん、そして、鋸山有料道路、地域の皆さんに、毎年ご協力をいただき開催しております。
9:00ラピュタの壁に到着、作業スタートです。
10:00 垂直下降の状態で、岩壁の雑草やツタを全て手作業で丁寧に、取り除いていきます。
長い年月根を張った雑草を取り除く作業は、見た目以上に根気が入ります。
9:20 チーム鋸山のボランティアチームは、岩壁ツタはがしを行っている真下で、枝や木の片付け作業です。急こう配で足場も悪く、大変な作業です。
11:30過ぎまで、チーム鋸山ボランティアの皆さんは、作業を行いました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
(DAY1集合写真)お天気も最高でした!
ツタはがしDay2
8:40朝礼からスタートです。2日目は、朝から強風です。
9:00 専門家チームは、有料道路で上がり、ラピュタの壁へ、2日目スタートです!
9:00 チーム鋸山ボランティアチームは、ラピュタの壁の真下まで、山を登って上がり、作業スタートです。
昨日の作業の続きを行います。
木やツタの撤去作業をバケツリレー方式で片付けていきます。足元が急こう配で、大変な作業です。
見た目以上に、木は重く重労働です。
専門家チーム、ツタはがしも昨日の続きです。
垂直下降の体制で、手作業で岩肌の泥や雑草、ツタを丁寧に剝いでいきます。
12:00 2日目のボランティアチームの作業は終了です。最後まで整備にご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。
作業後の記念写真
14:30 専門家―チームも作業終了し、下山です。
(DAY2集合写真)強風が心配でしたが、山の中は、静かで最高のお天気でした!
ご参加、ご協力いただきました皆様、2日間、ありがとうございました!
鋸山岩壁ツタはがしPJは、鋸山の岩肌の景観保存のため、年に一度開催いたします。次回は来年2月25日(土)26日(日)を予定しております。